風邪をひくと、とにかく食欲がなくなります。栄養はきちんと取って、体力はつけないと風邪は治りませんよね?
そうは言っても固いものなど食べたくなくなります。こんな時の食べ物には生姜入りスープが一番なんですよ。
生姜の成分が身体を芯から温めてくれます。野菜からの栄養も摂れるし一石二鳥。
でも、いざっていう時“生姜”って家の冷蔵庫にありますか?こんな時のために、生姜の保存を冷凍でしておきましょう。
ちょっとした、ひと工夫をしてね(^_-)-☆。
生姜の効能
生姜は、生と加熱した状態では効能が違います。
生の生姜はジンゲロールという成分が含まれています。吐き気を止める効能があり、生姜のしぼり汁には乗り物酔いやつわりに効果があるとされています。
一方加熱した生姜は、ショウガオールという成分に変わってしまいます。体内の血行を高め、身体を芯から温める効能と変わってきます。
生と加熱した生姜では、私たちの身体の中での働きが違うなんて!!一品二役ってトコですね(*^^)v。
また海外では、ハーブとして生姜を使っていることも多いとか。おもしろいですね!
では生姜を加熱すると身体を芯から温めることがわかったところで、生姜をどのような料理に使えばいいのでしょうか?
風邪をひいたら温かく
風邪は体力や免疫力が低下しているとかかりやすくなります。そのため風邪をひいたら、身体を温め、循環機能を高めてあげることが必要となります。
身体を温めるには加熱した生姜が一番って事は勉強しましたね。その生姜の使い道としてスープの中に入れちゃうのです(^O^)/。
スープに入れる食材
- かぼちゃ・さつまいも・山芋
- れんこん・こぼう
- にんじん・玉ねぎ・ピーマン
- ニラ・ねぎ・からし菜
- カブ・らっきょ
上の食材は寒い地域で採れる野菜たちばかりです。不思議なもので、寒い地域で採れた野菜には身体を温める効果があるのです。
これらの食材を使い、お好みの味のスープを作りましょう。
まっ、スープと言ったって煮込むだけだから風邪をひいていもこの位の料理は出来るはず(#^^#)。がんばって作りましょう。
そこへ冷凍保存していた生姜の登場!一回分をスープに入れれば生姜は加熱されショウガオールという成分が出て身体を温めてくれます。
野菜も身体を温めてくれるものばかり。効果倍増ってことですね(*^^)v。
また、発熱がある場合には、生の生姜をすりおろし、蜂蜜やレモンと一緒にお湯でわって飲みましょう。発汗作用によって汗をかき、熱を下げる効果があるといわれています。
こんな身体にいい生姜、スーパーで買ってきて使いきれずカピカピにしたことってないですか?
次は生姜の保存についてのお話です。
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生姜は一度に使わない?
生姜って、そうそう丸々一個使う時ってないですよね?我が家でも、生姜を買ってきても余ってしまうことがしょっちゅう(>_<)。
こんな時は、冷凍して保存しておきましょう。でも、そこにはひと工夫が必要になります。千切り・薄切り・すりおろしなど、使いたい形にしておくのです。
めんどくさいと思うかもしれませんが、一気にやってしまえば以外に短時間で済みますよ。ズボラな私が言うんだから間違いなし(^-^;。
千切りや薄切りは、それぞれ小ぶりのタッパにドバッといれておいても大丈夫。使いたい時、使いたいだけ取り出せます。
すりおろした生姜は、大体の一回分の量をラップに包んで冷凍します。
すりおろした生姜をまとめてタッパにいれ冷凍すると、大きなかたまりになってしまって取り出しが難しくなってしまいます。ご注意を!!
昔やってしまって経験済みです(>_<)。
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まとめ
いかがでしたか?生姜は生と加熱したもので効能が異なります。
生の生姜には、吐き気を止める効能。加熱した生姜には、体内の血行を高め身体を芯から温める効能があります。
この生姜の効能を利用したのが生姜入りスープです。スープの具の食材は寒い地域で採れた野菜たち。寒い地域で採れた野菜も、身体を温めてくれる働きがあるのです。
生姜はひとつ丸々使い切れません。保存は用途にわけた形にして冷凍保存しておくと、いつでも使えて便利です。
以上、「風邪に効く食べ物は生姜入りスープが一番!!保存は冷凍でひと工夫!」でした。
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