コンビニでのし袋を買う時の注意点!香典・御霊前・御仏前の違いを解説!

 

コンビニでは“のし袋”が各種用意されています。突然の訃報が入り、慌ててお悔やみの“のし袋”を家中探しても見当たらない!こんな時、24時間営業しているコンビニはとても便利です。でも、いざコンビニでお悔やみごとの“のし袋”を買う段階になると迷う事が・・。

それは“のし袋”に書いてある、香典・御霊前・御仏前の表書き。お悔やみごとって余りない機会なので正直よくわかりません・・。

そこで今日は、この香典・御霊前・御仏前の“のし袋”の表書きの違いを調べてみることに!是非、参考にして間違えることのないようにして下さいね。

香典とは

香典とは、お線香や花の代わりとしてお供えするものです。故人に対する供養の気持ちを表しているものが香典という形になっていると思って下さい。

香典は、お通夜や葬儀の際に持参するものです。しかし、香典を入れる“のし袋”は宗教によって異なります。次でご説明しますので十分気を付けて下さいね。

香典・御霊前・御仏前の違い

お悔やみごとの“のし袋”は宗教によって異なります。出来れば先方に確認を取ったほうがいいですね。仏教(浄土真宗以外)での“のし袋”は以下のようになります。

  • 御香典→お通夜・葬儀のいずれかに持参
  • 御霊前→四十九日まで
  • 御仏前→四十九日以降(弓明け後)

ちなみに蓮の花の絵が入っているものは仏教にしか使えないので気を付けて下さい。浄土真宗に関しては「御霊前」は使えません。お通夜・告別式とも「御仏前」になります。キリスト教なら「御花料」を用います。

どうしても先方の宗教が分からない場合、「御霊前」を用いれば大丈夫です。「御霊前」はお通夜・告別式のいずれでも使えるので便利です。

香典袋の書き方やマナー

コンビニではお悔やみの“のし袋”に「香典」と書かれているものがあるので便利です。しかし、自分の名前などはさすがに手書きをしなくてはいけません。ここで注意することは、お悔やみの“のし袋”での表書きの文字は薄墨で書くこと。

コンビニで薄墨の筆ペンも用意されているので、“のし袋”と一緒に購入するといいでしょう。名前の書き方は個人で出す場合、香典袋の下段の中央に名前をフルネームで書きます。

また、香典袋には中袋と呼ばれる袋が入っています。中袋には入れたお金の金額を書き、会葬者の住所・氏名を書きます。この中袋の文字は薄墨ではなく黒で書きます。筆ペンやペンでもオッケーです。

そして、中袋に入れるお札は新札を用いないようにしましょう。お札は顔の向きを揃えて入れること。顔がある方が表にならないように裏向きにするという説がありますが、現代ではあまり気にしなくてもいいようです。

関連記事 コンビニでは収入印紙も販売されている!その金額の種類などの調査結果!

まとめ

いかがでしたか?コンビニではお悔やみの“のし袋”が用意されています。香典とは、お通夜や葬儀の際に持参するものです。お線香や花の代わりとしてお供えするもので、故人に対する供養の気持ちを表しているものになります。

お悔やみの“のし袋”には、香典・御霊前・御仏前と書かれたものもあり、仏教(浄土真宗以外)に使われます。その違いは、

  • 御香典→お通夜・葬儀のいずれかに持参
  • 御霊前→四十九日まで
  • 御仏前→四十九日以降(弓明け後)

となっています。訃報は突然やって来て辛く悲しいものです。しかし、宗教によって異なるお悔やみの“のし袋”は間違いのないようにお供えしたいものです。必ず、先方へ宗教の確認をしてからお供えしましょう。

以上、「コンビニでのし袋を買う時の注意点!香典・御霊前・御仏前の違いを解説!」でした。

コメント