豊橋市の西光寺では、毎年11月に「酉の市」が開かれています。赤の提灯がお寺の周辺に飾られ、秋の風物詩として地元に愛されているお祭りです。
この時期は日の暮れるのも早くすぐ薄暗くなるのですが、お寺の周りは人混みと赤の提灯や屋台の電球でとても賑やかで昼間みたい!
さぁ、2015年の日程はどうなっているのでしょうか?今日は、豊橋市西光寺の「酉の市」のお話です。
正しいお参りの仕方もありますよ♪
2016年度の日程と場所
やって来ました「酉の市」!まずは日程などをご案内します。
日程:
一の酉11月5日(木)
二の酉11月17日(火)
三の酉11月29日(日)
時間:午後3時~8時まで
主催:西光寺
愛知県豊橋市大手町120
0532-52-4203
今年は暦によって三の酉まであります。三の酉はちょうど日曜日なので、仕事がお休みだったら是非行ってみて下さいね。
実は私、バリバリの地元人間!「酉の市」はとても有名なんですけど、実際のところ本当の由来など知らないのです(>_<)。
この機会に調べてみましたのでご紹介しますね。
酉の市とは
「酉の市」は、“家内安全・開運招福・商売繁盛”のお祭りです。
浅草の鷲神社が発祥の地とされ、その歴史は古く江戸時代より続いています。浮世絵にも登場しているくらい有名なんです!
毎年11月の酉の日、1年間を無事に過ごせたことの感謝と、来年の発展と無事を願いお祭りが開かれます。
お祭りは夕方から夜にかけて開催され、縁起物を買い求める人で賑わいます。三河では唯一、この豊橋市の西光寺で行われています。
明治42年、地元の商店街と時の西光寺住職が、浅草より開運米貲羅善神(かいうん・めしらぜんじん)を勧請して始められたと伝えられています。
なんと、100年以上の歴史があるのです!貴重なお祭りですね。地元の人間は「酉の市」が開かれると、毎年“もう暮れが近づいてきたなぁ”と1年経つ速さを実感するものです。
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下の動画を見て見て!「酉の市」のことが詳しく説明されてますよ(^O^)/
では、せっかくなので「酉の市」の正しいお参りの仕方を説明しますね。
正しいお参りの仕方
ご利益がいっぱいになりますようにお参りは正しくしましょう。
その手順は?
- 「縁起物」を買う 熊手やダルマ、宝船などのお飾りのことです。必ず願掛け(お精入れ)を受けるように。
- 古い「縁起物」を収める 縁起物は毎年買い替えます。今年お世話になった縁起物は、感謝を込めてお寺に収めます。
- 本堂でお参りする(ご祈祷・お精入れ)
- 3A(ご祈祷・お精入れ)本堂の中に入り、ご祈祷を受けます。料金は1回2,000円となっています。本堂内は、酉の市の神様「開運めしら善神」(特別開帳)がお祀りされています。開運・商売繁盛・合格祈願などのご祈祷を受けることが出来ます。ご祈祷を受けると、めしら善神の手よりつながる「ご縁の紐」を手にとって幸運を受け取ることが出来るのです。買った「縁起物」は、願掛け(お精入れ)もやってくれます。料金は1回300円です。
- 3B(お精入れだけ)買った「縁起物」に願掛け(お精入れ)をします。料金は1回300円以上です。
酉の市の楽しみ方
酉の市では「開運!大吉汁」という、酉の市だけしか作られない秘伝のスープがあるのです。
縁起の良い食材が盛りだくさん入っていて、これを食べれば開運間違いなし!
なんでも中京テレビでも放送されたそう。すご~く美味しい、との口コミがいっぱいです(#^^#)。
でもこの「開運!大吉汁」、3Aのご祈祷を受けた人と「ワッショイ処」の手打ちをした人が対象です。ご注意を(^^ゞ。
「ワッショイ処」??はい、これも大人気!粋な法被(はっぴ)をまとった地元の若い衆が“三本締め”をしてくれるのが「ワッショイ処」。
気持ちよくて、一度やってもらうと病みつきになっちゃいます(#^^#)。
その他の楽しみは、門前に並んでいる屋台。
さながら夜店みたいで、ご家族連れや恋人同士でも屋台で買い物をしながら楽しむことが出来ますよ。
ではこんな楽しみ方も出来る豊橋市西光寺の「酉の市」、どうやって行けばいいのでしょうか?
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アクセス
豊橋駅からすぐ近くに西光寺があります。
- JR豊橋駅・渥美線新豊橋駅より徒歩10分
- 市電「新川駅」「札木駅」より徒歩4分
広小路通りを歩いて来れば一本道です。向かって左手側に西光寺があります。迷うことはありませんよ。
※専用の駐車場はありません。駐車場を利用する場合、駅前の公共駐車場や付近の有料駐車精となります。
出来れば公共交通機関を使った方がいいですね(^O^)/
まとめ
いかがでしたか?豊橋市西光寺の「酉の市」、2015年度は11月5日(木)・17日(火)・29日(日)の3回開催されます。
正しいお参りの仕方はまず縁起物を買い、古い縁起物を収める。そして本堂内でご祈祷を受け、縁起物にお精入れをしてもらうことです。
「酉の市」では他の楽しみも一杯!今年の酉の日は、ぜひ豊橋西光寺の貴重なお祭り「酉の市」に行ってみて下さい。来年がいい年になるよう、お参りしましょう♪
以上「豊橋市西光寺の酉の市2015!日程と正しいお参りの仕方について!」でした。
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