愛知県の豊川稲荷は初詣スポットとしてとても有名。県外、県内から毎年120万人が参拝に訪れている霊験あらたかなお寺です。
でも、あまり込み合った中で参拝したくないですよね?最も混雑するのはお正月三が日の午前中から午後3時まで。
時間をずらして夜の参拝はいかがでしょうか?豊川稲荷の初詣に欠かせない屋台もゆっくり見たいしね(#^.^#)。
今日は、豊川稲荷の夜の参拝時間と屋台の出店状況についてのお話です。
豊川稲荷とは
豊川稲荷は、約570年前の室町時代に開創された曹洞宗の寺院です。正式な寺号は「円福山 豊川閣 妙厳寺(みょうごんじ)」と言います。
境内にまつられている鎮守の稲荷が有名なため、一般的には豊川稲荷と呼ばれています。
稲荷さんを祀った本殿は、間口18m、奥行き38m、高さ30mの総欅造り。昭和5(1930)年に完成するまで20数年の歳月を費やしました。
境内の一番奥には「霊狐塚」があり、なんと1,000体以上の狐の石像が安置されています。
「霊狐塚」の近くには金運を授かれる大きな岩があり、パワースポットとして密かなブームになっているんです。
なんでも、ここを訪れた人が入れた硬貨を木の枝などで取り出せるとお金持ちになれるとか(#^.^#)。
その硬貨をお守りにしてお金が儲かったら、一年後に何倍かの硬貨をこの岩に隠しに来ればO.K!!
てことは、毎年行ったら、将来は大金持ち?!になっちゃいますね(笑)。
それと豊川稲荷はお寺さまなのに、境内の参道には鳥居が立っているんです。神社ではないのにおもしろい光景ですね。
豊川稲荷のご利益は?
日本の三大稲荷は豊川稲荷・伏見稲荷大社・祐徳稲荷神社。
なかでも豊川稲荷は、戦国武将・織田信長も参拝したことがあることでも知られています。
豊川稲荷のご利益で最も有名なのが「商売繁盛」と「開運」です。
織田信長が楽市楽座制度を作り、成功できたのも豊川稲荷の「商売繁盛」のご利益があったと信じられています。
そのほか、
- 家内安全
- 商売繁盛
- 交通安全
- 学業増進
- 身心堅固
などのご利益もあります(#^.^#)。
では次に、ご利益を授かる為のお参りの仕方をおさらいしておきましょう。
豊川稲荷の正式はお参りの仕方
せっかくお参りしても正しく出来てなくちゃご利益もありません(>_<)。ここで、正式なお参りの仕方をマスターしておきましょうね。
豊川稲荷の正式なお参りの仕方
- 手を洗い、口をすすぎ衣服を整え姿勢を正す。
- 合唱し「帰命頂礼(又は南無)豊川枳尼眞天」( キミョウチョウライ トヨカワダキニシンテン )と唱え拝礼。これを3回繰り返す。
- 「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶」(オンシラバッタニリウンソワカ)と7回唱える。
- 心の中で願いを込め黙想、そして祈念する。これを3回繰り返す。
どうですか?チョット難しいですね。
でも覚えられなかったら、紙に書いて行っても大丈夫。気持ちを込めることが大切です!
では、お参りの仕方をマスターしたところで初詣の状況はどうなっているのでしょうか?出来たらスムーズに行きたいものです。
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豊川稲荷の初詣の状況
お正月の初詣期間中は大変な数の参拝客が訪れます。例年の人手は、なんと約120万人。
その為、大晦日からお正月三が日の期間中には交通規制があります。
豊川稲荷周辺や門前通りの道路は、元旦から1月5日までの9時~17時は完全通行止め。すべて歩行者天国になります。
駐車場や周辺道路などの混雑を避けて、公共交通機関を利用してゆっくり参拝したほうがいいでしょう。
例年、大晦日深夜から元旦早朝にかけて交通機関の特別運行もありますよ。
特に大晦日から元旦の早朝とお正月三が日の昼間は大混雑!身動きが取れないくらい(>_<)。夜の参拝で混雑を避けるのもいいのでは!
では、夜の参拝は何時までなのでしょう?
夜の参拝時間は?
豊川稲荷の総門は大晦日の午後9時に一旦閉まります。そして、午後11時30分に正面の総門が開きお参りできるのです。
総門が開いてない時間は参拝できません。
夜の参拝時間
12/31→午後9時まで
大晦日~元旦→12/31午後11時30分~1/1午後9時まで
1/2~1/3→午前5時~午後9時まで
1月4日以降は通常の営業時間に戻り、夜の参拝時間は午後7時までとなります。
また、ご祈祷もやってもらえるんですよ。
ご祈祷受付時間は1月1日~3日5:00~16:00となってます。
夜の参拝には少し早めの受付時間ですが、時間があればご祈祷してもらうのもいいかも。
料金は3000円です。祈願票にお願い事を書くようになってます。
なんと、一枚の祈願票にたくさんのお願い事を書き込む人がいるそうですが(>_<)。
欲張っちゃいけません!!あれもこれもだと、実るものも実らなくなりますよ(^^ゞ。
参拝をしてご祈祷も終わったら、次のお楽しみは屋台ですね!屋台の営業状況はどうなのでしょうか?
屋台の出店状況は?
屋台が確実に出ているのは、やっぱりお正月三が日です。
個人経営(?)とあって、営業時間はマチマチですが、大晦日は参拝時間に合わせて大体23時以降には屋台が開いています。
縁起物の熊手を売っている屋台から美味しそうな食べ物を売っている屋台まで。さすがに豊川稲荷の周辺に構える屋台はバリエーション豊富!!
門前の商店街にはいろいろな種類のいなりずしを味わえるお店も並んでいてグルメ探索にはモッテコイです。
おみやげ物を探しながらブラブラするのも楽しいですよ。
屋台は元日を過ぎて10日位までは数は少ないですが出店しています。やはり参拝時間に合わせての営業となっています。
夕方6時くらいには閉める屋台も多いみたい。屋台を楽しみたいなら、なるべく早くいった方がいいですね(^O^)/。
では最後は、豊川稲荷までのアクセスについてです。
アクセス
新幹線を利用する場合
JR東海道新幹線・豊橋駅下車 JR飯田線に乗り換えて豊川駅下車 徒歩3分
名古屋方面から電車を利用する場合
名鉄本線名古屋駅より急行豊川稲荷駅行き、又は名鉄本線名古屋駅より国府駅で乗り換えて名鉄豊川線・豊川稲荷駅を下車、徒歩3分
車を利用する場合
東名高速道路豊川ICから国道151号線 約10分
となっています。
駐車場
駐車場は、豊川稲荷大駐車場や特別行事に使われる臨時駐車場が用意されています。料金は1日500円です。
その他、市営駐車場などもあります。場所は豊川駅の東側です。こちらも24時間営業なので夜の参拝には便利です。
でも、お正月三が日はどこの駐車場も大変混雑します。
駐車場探しで時間が潰れて、せっかくの豊川稲荷参拝がゆっくり出来なくちゃいけません。屋台も楽しみたいしね(#^.^#)。
出来れば公共交通機関を使われたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
豊川稲荷の初詣の夜の参拝時間は、大晦日~元旦にかけて12/31午後11時30分~1/1午後9時まで。
1/2~1/3にかけては午後9時までとなっています。1月4日以降は午後7時までとなり、通常の営業時間に戻ります。
屋台の営業状況は確実に出店しているのは、大晦日からお正月三が日。
営業時間は個人経営(?)の為マチマチですが、だいたい参拝時間に合わせてとなっています。
元日を過ぎても10日くらいまでは屋台が出ていますが、たくさんの屋台を楽しみたいのなら早めに行った方がいいですね。
2016年がいい年でありますように♪
以上、「初詣は豊川稲荷2016!!夜の参拝時間と屋台の出店状況について!」でした。
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