赤ちゃんに湯たんぽ!!使い方を解説!気になる低温やけどを防ぐには

 

寒い冬の夜。眠ろうとしても寒くて眠れない、なんて事ありますよね!これは赤ちゃんも同じです。抱っこしていると寝てくれるのに、布団に寝かしつけると起きてしまうのは寒さのせい。

そんな時は湯たんぽで布団や体を温めてあげるといいでしょう。でも「湯たんぽ」と言えば低温やけどを心配される方が多いと思います。正しい使い方をすれば心配なく使っていただけますよ。

湯たんぽで赤ちゃんを冬の寒さから守り、スヤスヤと眠りにつけるよう導いてあげてくださいね♪

赤ちゃんの体温調節と湯たんぽ

赤ちゃんは手足で体温調節をしているといわれています。起きている時は体の中心から熱が逃げないよう、手や足の毛細血管をギュッと収縮させ末端を冷やしています。

しかし、人間は眠る時に体温を下げる働きを持っています。これは赤ちゃんも同じ。赤ちゃんは眠い時、手足が温かくなりますよね?眠たくなると手や足から熱を放出して体温を下げようとしている為なのです。

湯たんぽはこの赤ちゃんの体温調節を逆手に取った方法。足を温めることで熱を放出しやすくし、眠りにつけるよう導く働きをします。

湯たんぽのお湯の温度

お湯の温度は60度以下として下さい。そして湯たんぽ専用のカバーやタオルなどで包みます。赤ちゃんの肌はとてもデリケート。

直接、赤ちゃんに触れないよう注意して下さい。湯たんぽを使うに当たって一番気になるのは「低温やけど」です。

次に「低温やけど」についてご説明します。

湯たんぽによる「低温やけど」

「低温やけど」とは、カイロや湯たんぽなど体温より少し高めの温度のものに長時間触れ続けることによって起こるやけどの事です。

皮膚の薄い高齢者や寝返りが出来ない乳児などはなりやすいと言われています。

触っていて温かく心地よいと感じる60度くらいの温度でも、1分間圧迫を続けるとやけどをしてしまいます。

また42度で6時間接触していると細胞が変化するという報告もあります。

皮膚の表面はわずかなやけどに見えても、内部までダメージがあり普通のやけどより治りにくく厄介です。

湯たんぽは、赤ちゃんの体に触れないよう十分気を付けましょう。

となると湯たんぽはどこに置けばいいのでしょうか?

湯たんぽを置く場所

赤ちゃんの足元から30センチ位離れた場所に置くと接触の心配がありません。また布団の中ではなく掛け布団のうえに置く方法もあります。

場所はやはり足元から離れた掛け布団の隅のほうがいいですね。これでも十分温まります。

また布団を温める目的だけの使い方もあります。赤ちゃんが寝る前に布団の中央部分の場所に湯たんぽを入れ布団全体を温めます。

そしてあかちゃんが寝る時には布団から湯たんぽを出してしまうのです。「低温やけど」が心配な方はこの方法が一番いいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんのための湯たんぽの使い方。湯たんぽは正しく使えば、赤ちゃんが寒がることなく眠りに導いてくれるとても良い道具です。

“お湯の温度は60度以下、カバーなどで湯たんぽを包み、赤ちゃんが触れない離れたところにおいてあげる。”

これさえ守れば赤ちゃんを寒い夜から守ってあげられますよ♪

以上、「赤ちゃんに湯たんぽ!!使い方を解説!気になる低温やけどを防ぐには」でした。

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